2006.08.20 Sunday
腱鞘炎
出国前に腱鞘炎で痛めた右手ですが、三週間前に針治療をしました。
たまたまスタジオに遊びにきたスタッフの友人が鍼灸の先生だったので、容態を看てもらいました。
自分が思っていたよりも結構ひどい状態だったようで、先生は車に積んでいた治療器具をスタジオに運んできて、その場ですぐに治療する事となりました。
右腕の手の甲、肘、肩と3本の鍼を刺し、その鍼にパルス(電気)を約15分間通してから、お灸を約15分の治療でした。
鍼治療など初めての事、しかも突然の治療にとても緊張しました。長い鍼が身体に入るのに痛いのは最初だけで、けっこう心地よいものでした。
パルスを鍼に通してからしばらくすると、不思議にもおでこ左側にも感覚を感じてきて、さらに心地よくなります。
お灸は日本と違い、薄く切った生姜に乾燥した艾(もぐさ)をのせて火をつけ、それを患部に置きます。
鍼治療は三日後にもう一度行ったのですが、一度目は炎症を冷やす治療で、二回目は炎症がおさまった患部を暖めるという治療でした。
その後一日2回のお灸を毎日行い、この三週間食事やパソコン作業などもすべて左手だけでしていたのですが、右手も少し使えるよう回復しました。
マレーシアに来て一ヶ月が過ぎ、いろいろな出来事があったのですが、右手が完治してから書こうと思っています。