今月から発売開始された超コンパクトLEDライト「Litra Torch」を入手したので、早速テスト撮影をしました。
Litra Torch(リトラ トーチ)http://www.imagevision.jp/products/litra.html
国内正規代理:イメージビジョン:http://www.imagevision.jp/
Litra Torchは、4cm角ととてもコンパクトなサイズなのに、最大800ルーメンの定常光LEDライトで、内臓リチウムイオンバッテリーのフル充電で4時間の連続点灯が可能。サイズは小さいですが、ずっしりした適度な重さがあります。
LEDライトは照射角が鋭角ですが、このライトはGoProでの使用を考慮してなのか照射角80°と広めに設計してあります。
Litra Torchを使用したレビューはモデル撮影が多いので、今回は花を被写体として夏をテーマに撮影しました。
撮影場所はスタジオ室内ですが、窓から差し込む自然光をメインライトに、Litra Torchを2灯使用しました。
1灯は、付属品のマウントを使用して、三脚に固定したカメラのアクセサリーシューに取り付けてフィルライト(補助光)として使用。
もう1灯は、手持ちで被写体斜め後ろ側からアクセントライトとして使用しています。
小さいサイズなので、カメラのファインダーを見ながら手持ちでライティングを調整することができるので、とてもスピーディーに撮影できます。
このライトは光量を3段階に切替えることができますが、最大の光量で連続使用していると、ライト本体の温度が50度以上の高温になるので、手持ちで使用する場合は注意が必要です。
今回の撮影のライトの光量は、カメラに装着したライトは最小、手持ちのライトは中間の光量でした。中間の光量で使用した時のライト本体の温度は40度以下なので、手で持ちながらの使用も問題ありませんでした。
アクセサリーを装着せずダイレクト光で使用すると、コントラストが強めな光源なので、2灯とも付属のディフューザーを装着しています。
付属のディフューザー、またはオプションのカラーフィルターに含まれているディフューザーを使用すると、光を拡散するだけでなく、デフォルトだと高めな色温度を下げる効果もあるようです。
今回のように太陽光とLitra Torchの光をミックスして撮影するときはディフューザーは必須ですが、通常撮影するときも、ディフューザーを使用した方がニュートラルな色で撮影できるようです。
撮影当日は、今にも雨が降りそうな曇りの天候のため、メインの自然光では光量不足でフラットな写りになりがちですが、2灯のLitra Torchを使用することでイメージ通りの作品に仕上がりました。
Litra Torchは水深10mの防水仕様なので、雨の日の外での撮影や、水中での使用も可能なので、色々な撮影状況で使い道がありそうです。